'ゴールドクレスト'に次いで鉢植えのものをよく見かけるローソンヒノキですが、'ゴールドクレスト'以上に高温多湿に弱いと評価でき、無情ですが手を掛けてやればやるほど、突然枯れてしまうということも多く起こります。
どうしてこの様に、国内で栽培の難しいものが多く出回るのかと疑問に思いますが、様々な美しい樹種が多いことと、繁殖が容易でローコストで大量生産できるためや、流通、販売、消費の各部門での知識不足、多くの現代日本人の生物を物として扱える能力のおかげではないかと想像できます。
'ゴールドクレスト'の場合は高温に弱いわけでなく、高温多湿に弱いのですが、ローソンヒノキは単なる高温にもやや弱く、寒さに対しては、やや強いのですが、高温時に 樹脂胴枯れ病 に罹り易いです。
栽培環境としては、高温多湿を避けるのは当然ですが、土壌の表面が3日以上乾かない状態が多い場合や、真夏日のような高温の日が1週間以上続くと、著しく衰弱し、枯死する確率が高いようです。
寒冷地では、積雪の上に出た頂部が寒さに曝されるために、枯れてしまい、樹高が高くならず、横方向へ広がった樹形になることが多いようです。また、特に寒さが厳しい冬を越したり、雪解け後に急に気温が上昇したりすると、突然枯れてしまうといった事があります。
ローソンヒノキは枯れやすいですが、挿し木での発根が早く、比較的容易に増やすことができます。バックアップも兼ねて 挿し木 してみたり、それを室内に飾ってみてもよいでしょう。
これらのコニファーを購入してはいけないのではなく、国内ではちょっと気難しい性質を理解した上で利用できれば楽しいものであり、新たな栽培法の発見に挑戦するのも楽しみ方のひとつです。
参照 → アルミーゴールド、コルムナリス、コルムナリスグラウカ、ゴールドスター(エルウッズゴールド)、シルバースター(エルウッディー)